皇太子って七三分けでブサイク、カツラっぽいし。天皇なんてもはやただのボケ老人。(116)
- 56 名前: 目黒のさんま 1999/08/02(月) 15:47
- むかしむかし、あるところに殿様がいました。
さんまと言えば、油がのっていておいしい魚ですが、殿様は
いつも、蒸して油を落としたお上品なさんましか食べたこと
がありませんでした。
ある日、殿様が目黒に行ったとき、お百姓さんの家でさんま
が出されました。
「うまい!してこの魚は何というのか?」
と殿様がきくと、お百姓さんは
「さんまでございます。」
と答えました。油ののったさんまを食べたことのなかった殿
様は、
「ほう!目黒にはこんなにうまいさんまがあるのか!」
といたく感激しました。
それからしばらくたったある日、お城でさんまが出されまし
た。それを食べた殿様は言いました。
「う~んまずいまずい!やっぱりさんまは目黒に限る!」
さて、この話のどこがおかしいかと言いますと。
さんまがとれるのは海に面した品川の方です。
それにもかかわらず、世間知らずの殿様は、海から離れた
目黒で食べたさんまがおいしかったので、さんまは目黒の
ものがおいしいと思いこみ、知ったかぶりをしたところが
おかしいわけです。