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最近の右の人々(51)

42 名前: 667j 1999/06/22(火) 23:34
>41.名無しさん
>新聞も 真実だけを報道しているのではありません。
その通りだと思うのですが,次の用例はどうかと思います。

>例えば 皆さんの身近な範囲で言えば 交通事故の記事です。
>死亡事故でも 轢いた車の運転手が悪く書かれる事が多いですが
>歩行者や自転車の判断ミス 不注意 信号無視などが
>原因の事故が多いのが 現状です。

事故原因に関しては,そのような事もあるかと思います。
しかし,対歩行者等の自動車からみた弱者の場合,相手に100%
落ち度があったとしても自動車の運転手の過失がゼロになることは
無いのです。勘違いして欲しくないのは,ここで言う過失とは,
警察・検察調書上のものであって,行政処分認定前段階のものです。

調書上では,当事者同士の過失を加算ポイントで決めています。
運転者がわき見をしていたから,+2。20km以下のスピード超過で+4。
という具合です。
ここで重要なのは,被害者が全面的に悪いと社会通念上考えられる
事例,例えば,トルエンやってラリっていた奴が,いきなり道路上
に飛び出してきた。たまたまそこを制限速度で通りかかったAさん,
急ブレーキを踏んだが間に合わずに轢いてしまった。
このような場合でも,絶対に10対0で被害者側の過失になることは
ありません。大概は前方不注意が加算され,へたすれば歩行者安全
義務違反も加算されます。もっともこのようなケースでは,業過で
起訴あるいは略式裁判になることはないでしょうが。

つまり,警察・検察の考えでは,自動車は歩行者・自転車などに
対して凶器となり得るものとして初めから見ているわけです。
交通(人身)事故を起こした運転手はすべて悪いのです。
新聞が運転手を悪く書くのは仕方ない事なんですね。

横道にそらして申し訳ありませんでした。
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