テポドン2号の発射実験は数週間以内に行われそうです。(36)
- 13 名前: ? 1999/06/18(金) 11:29
- Lalphさん:
シニカルな書き方をされているので、本当は否定意見かも…と思い
ながらもカキコしますが、本当は防御できないと思いますよ。
ミサイルの速度が遅い状態、たとえば離床時から上死点の間でした
ら、発射感知から、3~5分以内に迎撃可能なシステムがあればま
だしもですが、日本にはまだそのような装備はありません。
#テポドン2は離床開始から10~12分ほどで日本に届くそうです。
また、もし日本に落ちてきたとしたら、その落下速度はマッハ5~
8程度です。このような速度の飛翔体を防御する方法は今のところ
ないと思っていいでしょう。
ドイツやイスラエルでは
http://www.trw.com/seg/sats/THEL.html
の様なレーザー防御システム網(列車使用?)というものが研究され
ていますが、これはあくまでも近接防御兵器です。
核弾頭の様な広範囲に影響を及ぼすミサイルが相手になると、やは
り前述のようなより早い時間領域において防御する必要性があると
思います。
ひろゆきさん:
>同時に300ということは、300個の砲門がついてるんですか??
>そんなすごいものなら使ってるところをみてみたい。。
イージスはミサイル艦だから…(^_^;)。
それはともかく、イージスのウリの一つに、通信によって高度に連
携された攻撃が可能であるというのがあります。例えば5隻のイー
ジス艦がその場にいたとして、1隻のイージスが5隻全ての兵装や
センサ類をコントロールすることが可能なのです。
そのための最大300目標同時攻撃機能と考えた方がいいです。
1隻ではさすがにそこまでの攻撃能力はないでしょう(笑)。
将来的には、全ての米軍艦艇がそのC^3Iシステムを積むといわれ、
イージスはその実験的な意味合いをももつ艦船であるとされており
ます。