田中康夫って(33)
- 31 名前： 誤解のないように 1999/06/30(水) 12:41
- あの、やっぱり空港は神戸市民と兵庫県民の問題ですよね。
あの市長作ったのは市民ですから。
で、なんか神戸財界と保守系が全員空港賛成だとか思われてるといやなので書きます。
実は、財界もそして保守政治家の少なからぬ部分も空港なんかいらないと思ってます。
産業活性化にあまり効果期待出来ないし、なにより御国から
「てめえんトコ空港作ってやったろ、もういいよな」
なんて言われるのコワいです。
そうでなくても、元々神戸沖に作るはずだった関西国際空港を
「断じて許さぬ」なんてけったのは神戸ですから。
ではだれが推進してるか。
これはまあ一番利益受ける業界ですよ当然。それに、その業界の子飼いの政治屋。さらに政治屋子飼いの役人とか。
本気で神戸の将来のため考えるなら、空港なんて後回しですよね。
で、こころある財界人、政治家、その他有力者は、なんとか空港推進派を手なずけた上で、もっと有意義な国家的投資を引き出せぬものか、といろいろやっとつたのです。
ところがですね、マスコミが空港反対を持ち上げ、尻馬にのった売名タレントが無関係の人々までまきこみだした。
これって逆効果です。役人ってのはメンツと保身で生きてるわけですから、面とむかって攻撃すればたちまち感情的に原案に固執する。
「空港いらんとは思うが、反対派よろこばすのいやだから作ろう」
てな具合になるんです。本当ですこんなことが。
一説によると、広瀬某氏ってのは、まともで正当な反原発運動を胡散臭いものにするために送り込まれた、とも言います。
ま、根も葉もないウワサとは思いますが。
してみると、ひょっとして「反神戸空港」をアジってる人の中には、純然たる空港反対ムーヴメントを汚染しようとして送り込まれたのもいるのじゃないでしょうか。
もちろん反対派のみならず地元市民のために真摯に活動してくれている人の方が多いのですが。
その人物ないし団体が関係することによって、市民生活と地域経済の防衛運動が、反政府、反資本主義闘争とか、なんかうろんなものにすりかえられそうな気がしてコワい。
巧みと言えば巧みな戦略です。
その知恵をもっと別なところに使えばいいのに。