初代2ch保管庫に戻る

あめぞうにも書いたけど。(38)

19 名前: 腐れ厨房in今日から対中日3連戦 1999/07/20(火) 08:21
審判は客観的にかつ公平に判断しようと努めています。
ただ人間の判断ですから「塁を踏んだように見えたからアウトだろう。」「塁を踏んでないように見えたからセーフだろ。」といった自分の五感に頼る事になります。これを主観と言われれば確かに主観なんでしょうが決して恣意的なものではないです。そういう見方であれば裁判官だって主観で判断してる事になります。
そして人間の五感に頼った判定ですから必ずしも事実と一致するとは限りません。ただより公平に・より正しく判定すべく日夜努力している訳ですからミスは発生しても年間135試合を通せば公平性は保てると思います。逆に監督の抗議で判定が覆るようだと抗議のうまいチームが有利になってしまうという弊害も有り得ます。抗議によって覆された判定とその場で下された判定とどちらが客観的でしょうか?それが過熱すると試合時間がやみくもに長くなりプロ野球はプレイではなく監督と審判との討論会になりはててしまいます。それはファンの利益にかなう事でしょうか?
「権限のある者が一旦下した裁定にはひとまず従わねばならない。」というのは世の中の基本的な常識です。社長の判断に従わなければ従業員はクビでしょうし裁判官の判断に従わねば逮捕されます。ただ野球審判の場合他の社会制度と異なる点は一旦下された判定はまずくつがえる事は無いという事です。たとえば裁判なら上告という手段がありますが野球の場合はありません。これは野球は判定の積み重ねである以上過去の判定を覆すとその判定以降の試合の流れがすべて無効になってしまうのでやむをえない事です。

上記の僕の考えはGに不利な判定があるまでくつがえる事はありません。
初代2ch保管庫に戻る