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むむむ(37)

18 名前: のび 1999/07/27(火) 09:05
千葉県北部、利根川下流にある湖沼。江戸中期以降、たびたび干拓工事が行なわれ、その後国営事業となり、昭年四四年完成。

Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988.国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988.

印旛沼 いんばぬま 千葉県北部、利根川の下流部南岸にある湖沼。下総(しもうさ)台地の浸食谷が地質構造線にそって拡大し、利根川の堆積(たいせき)物でせきとめられてできたもの。面積8.87km2。
かつては利根川の遊水池で、洪水時には沼の面積は2倍に拡大したといわれる。沼の北端からながれだす長門(ながと)川が洪水時には逆流して、沼の内側に逆デルタとよばれる三角州ができた。江戸時代の3回の干拓計画は失敗におわり(→ 印旛沼干拓)、第2次世界大戦後、国営の干拓事業が実施され安食(あじき)に水門と揚排水機を設置して長門川の逆流をふせぎ、部分的に干拓をおこなった。最終的に印旛沼開発事業が完成したのは、1969年(昭和44)のことだった。これによって、干拓地と京葉工業地域の工業用・上水用の水源が確保され、かつてはW字型をしていた印旛沼は、北・西部の2つの調整池とそれをむすぶ導水路という形態にかわり、面積は3分の2以下に縮小された。
印旛沼とその西側にある手賀沼は、印旛手賀県立自然公園に指定されており、台地にかこまれた西部の調整池の湖畔には県立印幡沼公園や野鳥の森が整備されている。"印旛沼" Microsoft(R) Encarta(R) 97 Encyclopedia. (C) 1993-1997 Microsoft Corporation. All rights reserved.
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