日航123便の(366)
- 259 名前: 中村 説 より 1999/07/08(木) 01:59
-
報告書に一切現れない戦闘機2機は、事故発生から数分後に、軍の空域に
侵入した飛行機の調査のためスクランブル発進し富士山西北麓で事故機を
捉えた。垂直尾翼が殆ど無いことを発見し、交信の結果、油圧が全部
失われているのを知った。降下して脚を出し各エンジンの出力を加減する
ことにより操縦する方法を指導した結果、事故機はダッチロールも
フゴイド運動も無く、ほぼ安定な飛行を行うことができるようになった。
戦闘機の誘導で横田基地に向った。戦闘機は、事故機の垂直尾翼に
オレンジ色の金属板が索で巻き付いているのを発見し、航空基地指令に
報告した。この金属板は、『ドーン事象』の原因となった無線操縦飛行機
またはそれが曳航する標的機の一部と認定された。金属板を付けたまま
横田基地に着陸すれば、事故の責任の所在が明らかになるものと考えた。
その責任をまぬがれる為には『金属板を誰にも知られないように事故機から
取り去る必要がある。』と考え、その実行を決めた。この決定によって
大事故が引き起こされたのである。横田基地に着陸すれば死者があっても
数十人以内で済んだに違いない。それを五百人を越す大事故にする原因と
なった指令が発せられた 。横田基地への誘導は、基地直前で急に変更され、
事故機は、深い山の中に墜落させられた。事故機が自機の位置を
問い合わせたのは、急に誘導が打ち切られたためである。